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小林市 「メダカ、水草用マシジミ飼育 ビオトプキット開発藤原さん特許取得」 [小林市]








小林市細野、元中学教論の藤原次男さん(71)は、

マシジミを飼育するビオトープキットを開発し、

9月に特許を取得した。


餌が明らかになっいないため

長期の飼育は困難だったが、

メダカや水草と一緒に育てることで成功。


藤原さんは「研究の成果が認められうれしい。


家庭に普及できるよう改良を続けたい」と

意欲をみせる。


藤原さんは1966年(昭和41)年に


理科教論として小林市に就任。


下宿先周辺の出の山から湧き水を引いた水路や池に、

大量のシジミが生息していた光景に感動して

独自に研究を始めた。


全国的にシジミが減少していることに危機感を感じ、

8年前から飼育法の開発に取り組んできた。


当初は金魚やコイ、犬などの餌をシジミに与えていたが水が腐り全滅。


下宿先の周辺にあった池にはシジミと一緒にコイが

生息していたことを思い出し

魚のふんや死骸を水中の微生物が分析した

「ブロック」(数マイクロメートル)が

シジミの餌になっていることを発見した。


ビデオトープには二つの水槽を利用し、

池の状態を再現。


メダカとカナグモ、クレソンを入れた水槽から

水ををくみ上げ、

シジミを入れた水槽へと循環さでる。


メダカのふんを微生物が分解しブロックができ、

直接シジミに餌を与えなくても育つ、

最長1年間生息し、

産卵も確認した。


今後は家庭に設置できるようにビオトープを小型化。

藤原さんは「ビオトーク内ではメダカや水槽、シジミが共存する。

自然界では目に見える物や目に見ない物を餌にして、

動植物がつながっていることを

実感できる」と話している。

(宮崎日日新聞  10月10日 抜粋)







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