かがり火と竹灯籠で照らされた会場で神楽を鑑賞する「月の神楽」は24日、
西米良村小川の交流施設「おがわ作小屋村」であった。
地元保存会によって小川神楽と越野尾神楽が披露され、
村内外から訪れた500人が
幻想的な雰囲気を楽しんだ。
おがわ作小屋村が毎年開いており、
今年で6回目。
会場は来場者の手でともされたろうそくの火が
揺れる竹灯籠で装飾され、
舞台の周囲にはかがり火がたかれた。
越野尾神社は2番を披露。
小川神楽は2人の舞手が引く動きを繰り返す「弓将軍」など
3番を披露し会場を沸かせた。
午後7時を過ぎるころには、
山の尾根から姿を現した月が
会場を照らし始め、
雰囲気づくりに一役買い、
イベント終盤には山肌を鮮やかに彩る
打上げ花火600発が来場者を楽しませた。
地元住民らでつくる小川作小屋村運営協議会の
上米良秀俊会長は「過去一番多いと思われる
来客には驚いた。
イベントがしっかり定着しており、
繰り返し来てくれる人たちにも感謝ししたい」と
話していた。
(宮崎日日新聞 10月30日 抜粋)
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