高千穂町観光協会(佐藤哲章会長)は来年度にも、
高千穂峡のボート乗り場にスマートフォンの
順番待ち管理システムを導入する。
事前予約はできないが、
当日受け付け後に利用者のスマホに待ち時間が表示され、
乗船の20分前に自動音声の電話で呼び出すことが可能。
観光客の利便性向上が期待されていろう。
同協会が乗り場で受付するとQRコードが
プリンターから発券され、
スマホで読み込むと待ち時間と人数が表示される。
これまでは、番号を差し渡し乗船時間の
目安を伝えるだけだった。
同システムの導入で、リアルタイムで待ち時間を
確認することができるようになり、
乗り場に戻る時間の目安ができる。
同システムは、リクルートライフスタイル社(東京都)の
「Airウエイト」というアプリを利用。
世界遺産に認定された富岡製子場(群馬県)や
都市部の飲食店など、
全国的に導入が増えているという。
同社によると県内の大型観光地での導入は初。
10月上旬に3日間試験導入し、
利用客からは「呼び出しがあるので、
待ち時間が有効に使えた」と好評だったという。
同協会のおもてなし課の火宮和俊係長は「利用者が間に会わない
場合には乗り場に連絡があり、
順番の入れ替えもスムーズ。
システムを改良しながら、
本格導入の時期を検討したい」と話してる。
同協議会は11月上旬に再び試験導入する予定。
(宮崎日日新聞 10月31日 抜粋)
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