延岡市 「風物詩のアユやな完成 延岡に2ヶ所」 五ヶ瀬川 [延岡市] [編集]
300年以上の歴史を誇る。
延岡市の秋の風物詩「アユやな」が今年も
五ヶ瀬川水系の2ヶ所に完成した。
県内外の来場者は、水郷を象徴するやなの
趣ある光景を楽しんでいる。
やなの設置は2ヶ所とも12月6日まで。
アユやな漁は、産卵でで川を下るアユの習性を利用する漁法。
丸太を組み合わせた「うま」に沿い、
竹で編んだ「立て簀」で川をせき止め、
中央部の「落(お)て簀」と
呼ばれるすのこへと誘い込む。
同市大貫町の大瀬川には、
川面に緩やかなカーブを描く
「延岡水郷やな」が設置された。
長さ約130㍍と一級河川に架かかる
やなでは日本最大規模。
漁獲のピークはまだだが、
昨年に比べてアユの掛かりが
いいという。
午後10時まで夜間ライトアップされている。
同市北方町川水流の五ヶ瀬川では、
約60㍍の「川水流やな」がお目見え。
漁獲量減少で一時は設置を取りやめていたが、
昨年から復活した。
いずれのやなも桟橋が設置されており、
落で簀付近まで近寄ることができる。
延岡水郷やなを初めて訪れたという。
大分県別府市の長瀬重実さん(70)は、
「大きなアユを頂き満足。
やなが雄大で楽しく感動した」と話してた。
(宮崎日日新聞 12月5日 抜粋)
2015-11-05 11:57
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