木城町 「福智王母と”再会”比木神社が大年下り」 [木城町] [編集]
木城町・比木神社(橋口清文宮司)の「大年下り」は
同町と高鍋町でこのほどあった。
同神社に祭られる百済王族・福智王の御神体を
伴った一行が両町内を回りながら、
高鍋町・大年神社に祭られる母・之伎野妃を訪ねた。
大年下りは両町などに残る百済王伝説に基づく行事で、
毎年11月4日に行われる。
袋で覆われた姿から「袋神さん」と親しまれる御神体を伴った 一行が、
早朝から夕方まで1日かけて両町の計16ヶ所の
御旅所を訪問。
各地で神事を行って五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈り、
地域住民が食事を用意するなどしてもてなした。
大年神社がある高鍋町鴫野地区では、
海岸から昔の参道を通って同神社へ。
”再会”すると母心から神社の物がなくなって
しまうんどの言い伝えから、
息子は神社の中に入れないため、
鳥居の外にある「比木大神」に
御神体を納め、
浜で拾った石を供えた。
境内では地域住民による踊りの披露などもあった。
同地区の養鶏業・森精一さん(57)は
「行事の日のたびに長く続いてきた
歴史の重みを感じる。
大切に残していきたい」と話した。
(宮崎日日新聞 11月24日 抜粋)
2015-11-24 13:44
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