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延岡 二、三番茶 有効活用 延岡の生産者が新商品 [延岡市]

延岡市北方町の延岡茶生産組合北方支部(甲斐正太郎支部長、6戸)の生産者2人が、新商品「赤しそ入り健康緑茶」とウーロン茶を発売した。二、三番茶を有効活用した取り組み。付加価値を高めた商品で茶農家の所得向上を目指す。

健康緑茶は同町の緒方武彦さん(49)が、夏バテ脳死のため飲んでいたシソジュースから着想を得て開発した。緑茶をベースにして、自家栽培の赤シソとステビアを独自の配合でブレンド。爽やかなシソの香りと緑茶のうまみが合わさった一品だ。

甲斐正太郎さん(45)は紅茶の風味に近いウーロン茶を新たに製造。国内で主流のウーロン茶は台湾系のもので発酵度合いが20~30%程度だが、解散のウーロン茶は50%まで高めた。緑茶の苦味が抑えられ、冷やして飲んでも口当たりが良い。

緒方さんと甲斐さんは「評判が良ければ、ほかの茶農家にも生産を呼び掛けたい。独自の商品で茶に興味を持ってもらう入り口となり、お茶文化のファンを増やせればうれしい」としている。

いずれも同町の道の駅「よっちみろ屋」や同市愛宕町の産直市場のべおかで販売している。健康緑茶は60グラム500円、
ウーロン茶は50グラム450円。

(宮崎日日新聞 9月3日より抜粋)

延岡市 「言語聴覚の日」啓発催し [延岡市]

 「言語聴覚の日」の1日、言語聴覚士の仕事などを広くPRしようと、

延岡市のイオン延岡店で催しがありました。

言語聴覚士を養成する九州保健福祉大学の言語聴覚療法学科の教員や学生ら15人が、

機械でのみ込む力などを無料測定していました。

買い物客が足を止めていました。

 9月1日の前後1週間は「言語聴覚週間」として全国で啓発イベントが

実施されているが、延岡での開催は初です。

 言語聴覚士は高齢者ののみ込みの障害や発達障害児のコミュニケーションの指導、

援助を行います。県内には約200人がいるが、

そのうち県北には約30人が病院のリハビリ科や耳鼻科などに在職しています。

「県全体から見ると数は少ない」といいます。

 会場では口や歯などのアンケートに記入後、噛む力やのみ込む力を機械で測定しました。

歯科医が口の中を点検、歯の手入れなどをアドバイスしていました。

言語聴覚士の仕事や同学科を紹介するパネル展示や、

チラシなどの配布もありました。

 日向市の実家に帰省中の名古屋市、主婦鮫島麻美さん(34)は「妊娠、出産が続き

虫歯や親不知が気になっていたので、見てもらえて

ありがたかった」と話していました。

(宮崎日日新聞 9月2日 抜粋)

延岡市 別府大短大部と商品化 [延岡市]

 延岡市・延岡学園高校の調理科3年、下堂菌飛鳥さん(17)が考案した

「トマトとショウガのエクレア」が、大分県の別府大学短大部食物栄養科の監修の下、

同校と共同開発で商品化されることになりました。

「あすかちゃんのエクレア」の名前で、佐伯市内の菓子店「お菓子のウメダ」で

10月から製造、販売します。同校から商品化された菓子は5品目だが、

調理科の谷本浩二教諭(52)は「県外の大学と高校が共同で

商品化するケースは全国でも珍しいと話しています。

 同エクレアは上部がショウガの粉入りクッキー生地、

下は干しシイタケの粉入りシュー生地です。

トマトのエキスを混ぜ込んだカスタードクリームと生クリームを挟みました。

ショウガの辛味がカスタードを引き立て、すっきりとした甘さで

洗練された大人の味わいを醸し出しています。

 今年3月に大分県の佐伯市の観光協会が主催する、同市特産品を使った

創作メニューコンテスト「さいき食のスター誕生!」で

最優秀賞を受賞し商品化が決定しました。

6月末から同短大部食物栄養科の立松洋子教授(58)や

学生らと意見交換や試作を重ねてきました。

 県外のホテル厨房へ就職を希望している下堂菌さんは「自分の名前がついた菓子。

卒業しても残ってほしい」と、広く愛される菓子になるよう願っていました。

 また、エクレアを契機に、宮崎と大分の特産品を盛り込んだ「四季弁当」も

共同開発が決定しました。両県の道の駅で今冬に発売を向け、

延岡学園高校で6月からメニュー開発に乗り出しています。

(宮崎日日新聞 9月2日 抜粋)

延岡市 祖母傾くユネスコ登録へ [延岡市]

 本県と大分県にまたがる祖母傾山系のユネスコエコパーク登録を

目指す「祖母傾ユネスコエコパーク大分・宮崎推進協議会」の

総会は21日、延岡市役所で開かれた。

延岡市、高千穂、日之影町、大分県佐伯、竹田、豊後大野市の

6市町の首長ら13人が出席。

日本ユネスコ国内委員会に提出する申請書概要案を承認した。

27日に同委員会に提出し、2017年夏の登録を目指す。

 本県と大分県それぞれの推進協議会は、8月上旬に事務局提案の

申請書概要を吟味。

21日の総会では、その時に出された意見を基に追加や修正を加えた

最終案について協議した。

 修正案には延岡市北川町の北川湿原に隣接する長谷地区を人と自然が

共生する「移行地域」に加えることなどが盛り込まれており、

総会ではそれらすべて承認した。

 総会後、会見を開いた共同代表の岩本俊孝・宮崎大副学長と杉浦嘉雄・

日本文理大教授は「エコパークに登録されても、その地域の過疎が

進めば意味はない。今回の登録に向けた取り組みは、そのことを

意味するいい契機になった」「宮崎と大分は神楽をはじめ共通の

文化を持つ。申請に当たってテーマとした『尖峰と渓谷が育む森と水、いのち

の営みを次世代へ~自然への畏敬をこめて~』には地域文化の蓄積の歴史を

含めて財産であるというメッセージを込めることができてよかった」などと

話していた。

(宮崎日日新聞 8月23日より抜粋)

延岡市 九州吹奏楽コンクール初出場 [延岡市]

 延岡市の延岡学園高校吹奏楽部が、宮崎市で7月開かれた

第60回県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟など主催)高校の部で金賞を獲得し23日、

熊本県立劇場で開かれる九州吹奏楽コンクール高校の部の本県代表に選ばれました。

都城商業と共に出場します。顧問の椛山達己教諭(63)によると、

九州コンクールに延岡の高校が出場するのは初めてといいます。

「チームで”合奏力”を発揮し、楽譜に忠実な演奏を

したい」と、最後の練習に熱を入れています。

 九州コンクール課題曲は朴守賢作曲「暁闇の宴」、

自由曲はプッチーニ作曲「歌劇マノン・レスコーより」です。

課題曲は16分の7拍子などの変拍子が続き技能、表現力ともに要求される難しい曲です。

椛山さんの教え子で、東京芸術大学指揮科出身の

山脇幸人さん(23)=延岡南中、延岡高校OB=も6月待つから

8月中旬まで指導に加わりました。

 「県代表になれると思ってなかったので驚いた」と話す同部部長の

普通科普通コース音楽専攻3年、權藤颯赳さん(18)は

「本番前の緊張のほぐし方や、歌劇の表現の付け方など、

さすが指揮科出身のプロと思った」と感謝しました。

 權藤さんらが学ぶ音楽専攻コースは設置3年目に当たり、全員が吹奏楽部員です。

椛山さんは「九州コンクール出場は予想より早かったが、

持っている力を出し切れば大丈夫。

音楽表現や楽譜と向き合うポリシーをしっかり発揮して」と、

初出場での活躍を期待しています。

(宮崎日日新聞 8月22日 抜粋)

延岡市北浦・市振地区。子ども会で伝統継承。きょう、あす、盆踊り披露 [延岡市]

 延岡市北浦町の市振地区で8月14と15日開かれる盆踊りで、

同地区子ども会(渡邊裕子会長)の子どもと保護者20人が

地域に伝わる盆踊り「ちんかん」「笠踊り」を披露します。

指導していた「市振もじり踊り保存会」が解散後、

今年も子ども会が主体になり1ヶ月前から週1回練習を重ねてきたもので、

子どもたちは「本番では間違えないよう上手に踊りたいです」と意欲的です。


 同保存会の初代会長の北林富輝子さん(72)によると

同地区には10種類の盆踊りがあり、現在伝えられているのは5種類。

「ちんかん」「笠踊り」は延岡藩主が参勤交代の際、

供をした北浦の水夫たちが播磨国(現・兵庫県)で

農作業をしながら習い覚えたのが始まりといいます。

いずれの踊りも地元の歌い手でつくる音頭会の歌う音頭に乗せ、

太鼓を交えて踊られます。

「笠踊り」は花笠を持ち、円を描いて踊るのが特徴で、

「ちんかん」は雨乞いでも踊られ、家にある釜や鍋をたたきながら踊るのが特徴です。


 子ども会が練習の主体になったのは、約5年前に保存会が解散後、

核家族化が進み祖父母から踊りを習えない子どもから「自分も踊りたい」と

声が上ったためで、昨年から講習を始めました。

昨年は北林富輝子さんや地区婦人会OBら5人が先生役だったが、

「集団登校以外にも人間関係を築けたら」と、

踊りを学んだ6年生も教える側に加わりました。


 音頭会の歌い手でもある渡邊裕子会長(41)は

「子どもたちは懸命に練習に参加してくれていました。

子ども会で踊りを伝えていきたいです」と話しています。


宮崎日日新聞 8月14日より抜粋

延岡市で雇用推進会議が初会合。UIJターン課題検討。 [延岡市]

 県北地区にUIJターンを希望する人の雇用創出に向け、

課題を洗い出し効率的な取り組みを検討しようと、

延岡市の中小企業振興センターで「ふるさと雇用推進会議」の初会合が、

このほどありました。

県、同市、延岡鐵工団地協働組合など企業と行政、ハローワーク、

延岡地域雇用促進協議会、商工業の代表者15人が出席し、情報交換しました。


 県内への移住やUIJターン対策を進める県の事業の一つで、

県延岡県税・総務事務所の総務商工センター主催で行われました。

同会議はUIJターン対策に特化しているのが特徴です。


 会議ではハローワークの県労働政策課担当者が雇用情勢を解説しました。

人材バンクやふるさと就職説明会、

都内に4月初めて設けた専用窓口「みやざき暮らしUIJターンセンター」のことなどを

説明しました。


 意見交換では、企業側が

「実績のあるUターン者は妻の出身地に戻る例がほとんどで定着率100%。

一方でJターンは応募がなく、対応を分けるのが現実的」

「技術力の高いUターン者が良い刺激になっています」と発言しました。


 高校教諭らに地元優良企業の存在をアピールする必要を訴える声もありました。


 自治体からは「UIJターンセンターで自治体単独の説明会ができますか」と

質問がありました。


 同会議は8月3日に日向市でも開き、同市や商工会議所などの10人が参加しました。


宮崎日日新聞 8月7日より抜粋

延岡市 自信作評価に喜び [延岡市]

 学校アルバムの製本、印刷を手掛ける「松本ココロタイプ光芸社」(熊本市)の

スクールアルバムコンテストで、延岡市瀬之町の写真館経営吉田茂隆さん(57)が

総合部門大賞に輝きました。作品は2014年度延岡高の卒業アルバムで、

審査対象となった全国約2500点の頂点に選ばれました。

 コンテストは同社で昨年度製作したアルバムの中から、小学校や中学校など

4部門に分かれ、金賞1点、銀賞2点、銅賞を3点ずつ選出しました。

大賞のみ全部門から選考されました。

 延岡高アルバムは、吉田さんが撮影から一貫して製作しています。

3年間のうちに撮った約3万枚の写真から選んだ約1200枚が収められています。

「機会均等」をモットーに、多くの生徒が登場するよう心掛けたアルバムには、

部活動や体育祭などで青春を謳歌する生徒の笑顔があふれていました。

 装丁やレアウトにもこだわりました。表紙は、スクールカラーである

えんじ色のベルベット地を採用しています。金文字でシンプルに「延高」の文字が入り、

伝統校らしい重厚感を表現しました。写真も1枚1枚の調整や

加工もすべて吉田さんが行った自信作です。 

 吉田さんは「生徒が年齢をを重ね、いつか親の立場になったときに

笑顔で懐かしく眺められるものをつくりたいと思った。

作業量が多く苦労したが、評価を受けたことはうれしい」と喜びを話しました。

 吉田さんは00、02年度の同コンテストで大賞を獲得しており、

今回で3度目の受賞です。14年度の吉田さんの作品ではほかに、

美郷町・北郷中の卒業アルバムも中学部門で金賞に輝きました。

(宮崎日日新聞 7月30日 抜粋)

延岡市 延岡星雲高校、国際大准教授らに学ぶ [延岡市]

 延岡市・延岡星雲高(黒木淳一校長、590人)で24日、

同校フロンティア科1年生40人を対象に、英語でのプレゼンテーション方法を

学ぶ行事「グローバル・セッション」がありました。

宮崎国際大の准教授や留学生5人と英語で会話しながら、失敗や間違いを忘れず、

堂々と情報を伝える姿勢を身に付けました。

 同セッションは4年前の同科開設以来、異文化への理解を深めようと

立命館アジア太平洋大(大分県別府市)と実施しています。

本年からは本県の教育資源を活用しようと

宮崎国際大と連携を図り実施することになりました。

 同セッションでは同大学国際教養学部のジュリア・クリスマス准教授らと同校生徒が、

写真を使いそれぞれの出身国を説明しました。続いて生徒が2人1組となり、

自分の趣味や好きな食べ物を紙に書いて示しながら互いに自己紹介し合い、

クリスマス准教授らから「大きな声で、笑顔で、相手と目を

合わせることを忘れずに」と助言を受けていました。

最後に生徒5人が将来の夢や目標、本県お薦めの場所などをプレゼンテーションしました。

 黒田あゆみさん(15)は「自分の拙い英語が通じるか心配だったが、

先生たちが分かりやすくゆっくり話してくださった。

恥ずかしくなく、楽しく英語で紹介ができた」と話していました。

 同校では27~29日にも、同科2年生対象のセッションを実施します。

文系生徒は同大学を訪問、理系生徒はホンダロックや宮崎大農学部など、

県内企業や大学などを見学するキャンプを行います。

(宮崎日日新聞 7月27日 抜粋)

北浦町 地域住民と魚ずし作り [延岡市]

 延岡市北浦町・北浦小(竹原哲郎校長、150人)で18日、

学校行事「ふるさと登校日」がありました。

児童が自分の暮らす地域の公民館など6ヶ所に行き、住民から

漁で役立つロープの結び方やすし作りなどを学びました。

 この行事は共同作業を通じて地域を愛する子どもを育てようと3年前から

実施しています。2年前の旧北浦小宮野浦分校の閉校の際

「地域に学校がなくなっても年に一度は子どもの声が聞きたい」と

住民から要望があったため、本年度から土曜授業として

学校の外で公開授業を行うことになりました。

 同日は前半、それぞれの会場で同校教諭が授業を行い、同行の

校歌を歌ったり教科書の音読をしたりしました。

 市振公民館では後半、児童43人や保護者らが水産加工会社代表、

林一成さん(64)を講師に、地取れマイワシの魚ずし作りを体験しました。

児童らは酢水をつけた手で、すし飯を俵状に握り、酢

で締めたマイワシを乗せていきました。

 6年の森銀司(11)は「魚ずしを作ったのは初めて。出来上がったすしは、

ばあちゃんと食べる」と話していまいした。
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