綾町農業支援センターなどは、町産の大豆や大麦を使ったみそなどを開発しました。
町産の原料を使った食品などを認証する「綾エコパークほんもの倶楽部」の第1弾の
認定商品で、18日から新宿みやざき館KONNE(東京)で
試験販売を実施しました。
今後もエコパークの登録を受けた綾ならではの商品やサービスを提供する考えで、
新たなブランドづくりにも力を入れていきます。
同町は2012年、ユネスコエコパークに登録しました。この登録をまちづくりや
地域活性化に生かそうと、14年からは町民主体の「綾ユネスコエコパーク
まちづくり協議会」が超エコパーク推進室と協力しながら、
認定制度づくりを始めました。
認定制度は町産の原料が使われていることなど、一定の基準をクリアした商品を
「綾エコパークほんもの倶楽部」の商品に認定。認証マーク入りで
販売できるといいます。
第1弾の商品は、町産の大豆や大麦を使い昔ながらの製法で造られた
「綾のばあちゃん手づくりみそ」、地域の米所・古屋地区の「綾の米」、
町産のコガネセンガンを使った芋焼酎の3種類です。
米とみそはふるさと納税の返礼品として3月から提供するほか、焼酎は6月ごろから
一般販売する予定といいます
東京での試験販売は20日まで。現地で販売に当たる町農林振興課の入田賢一係長は
「試食の反応は上々。今後も6次産業化を進めながら、商品のラインアップを
増していきたい」と話していました。
宮崎日日新聞 2月19日より抜粋