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串間市 流木集め火おこし [串間市]

 串間市の金谷小(木下誠司校長、26人)の児童、保護者地域住民らで体験活動を

行っている「浜っ子応援隊」(江藤良憲隊長)は18日、同校近くの弓田浜で

日帰りキャンプを行いました。25人が参加しました。

浜清掃の後、釣り、磯遊び、バーベキュー、海水浴を楽しみました。

 同隊は子どもたちに生きる力を身に付けさせようと、2013年に結成しました。

火や水、ナイフに慣れる活動を行っています。この日は地元の海に親しもうと、

浜に流れ着いた流木を集めたり、ペットボトルなどのごみを拾ったりした後、

キスを釣り上げ、磯遊びでカニ、ハマグリ、ナマコなどを見つけました。

 昼食はバーベキューで、子どもたちはしちりんの中に流木、木炭、牛乳パックを入れ、

マッチで火おこししました。活動3年目とあって、保護者の力を借りずに

スムーズに火が付き、キスやカニ、保護者が用意した

肉などを焼いて食べていました。

 児童が見つけたハマグリを焼いて食べた4年の立本翔太君(10)は

「潮が引いたときに貝が見つかるのが分かった。

友達と協力して火おこししたバーベキューは

とてもおいしかった」と話していました。

(宮崎日日新聞 7月22日 抜粋)

串間市 平和を願い千羽鶴 [串間市]

 串間市の秋山小(荒井久司校長、13人)は今年も、平和への願いを込め、

原爆の爆心地近くの長崎市・山里小に送る千羽鶴を折りました。

21日には、県原爆被害者の会串間支部長で、

原爆の日(8月9日)に同校を訪れる郡司正明さん(71)=串間市大平=に

鶴を託す贈呈式を行いました。

 山里小は爆心地から約600メートルの距離にあり、在籍していた

児童約1500人のうち1300人が亡くなっていました。

秋山小の折鶴の取り組みは1983(昭和58)年、

当時の教諭たちが「平和の大切さを子どもたちに

教えたい」と始まりました。

 33年目の今年、児童は6月上旬から授業、休み時間、自宅で千羽鶴を折りました。

白、ピンク、青など色とりどりの鶴をつなぎ、

「世界が平和でありますように」というメッセージを添えました。

 体育館であった贈呈式で6年の小野愛実さん(11)が

「映像などを見て戦争について学習してきた。

たくさんの人が犠牲になり、悲しい気持ちになった。

二度と戦争をしてはいけない気持ちを込めて

千羽鶴を折った」とあいさつしました。

 郡司さんは「子どもたちの自発的な取り組みに感謝。

平和を願う心を長崎に届けたい」と話しました。

(宮崎日日新聞 7月22日 抜粋)

串間市 高松海水浴場が海開き [串間市]

 串間市の高松海水浴場で12日、海開きがありました。台風の影響が心配されたが、

暑くも寒くもない曇り空でした。波は穏やかで、水着姿の

子どもや保護者らが初泳ぎを満喫しました。

 神事が行われ、市の関係者ら約20人が期間中(8月16日まで)の

無事故を祈願しました。続いて砂浜の中に隠した

ゴムボールを見つけると景品がもらえる宝探しゲームを行いました。子どもたちが

必死になって砂をかき分けたがなかなか見つからず、

保護者も一緒になって見つけました。

 砂にまみれ、汗をかいた参加者は待ちわびたように、海へ飛び込みました。

波打ち際で水を掛け合ったり、浮き輪に浮いて空を眺めたりしました。

「気持ちいい」「冷たい」と歓声が上がっていました。

福島小2年の黒葛原陸君(8)は「少し冷たかったけど、気持ちよかった。

この夏、何度も遊びに来たい」と笑顔を見せていました。

 同海水浴場は、すぐ沖にある無人島ヨゴゼ島が波を遮るため、比較的波が穏やかで、

安心して泳げます。岩場も格好の遊び場で、昨シーズンは

4500人が利用しています。

無料駐車場や公衆トイレがあり、海の家では浮き輪、パラソル、

シャワーなどを貸し出しています。

(宮崎日日新聞 7月14日 抜粋)

串間市 本城干潟 大切にする 児童77人が環境保護教室 [串間市]

 串間市の本城小1、3、4年生、市木小3、4年生、

大束、北方小4年生の77人が15日、貴重な動植物が生息する

本城干潟で校外学習を行った。

郷土について理解を深める「くしま学」の一環。

児童は講話を通じて自然環境保護の大切さを学ぶ一方、

実際に泥を掘り起こしてカニや貝を探した。

 同干潟にはシオマネキやトビハゼ、アカメなど絶滅危惧種の生物が数多くおり、

全国干潟50選に選定されている。

この日は、県自然動植物保護監視員で近所に住む竹下主之さん(78)が

講話で「干潟河口には海の魚の80%が集まる。産卵したり、

餌を食べて育ってから海に出たりする。

人間の食料にも関わる重要な場所」「ここの小さい生き物や貝は

1時間に1リットルの水をきれいにする。生活排水を浄化するので

10億円の価値があるといわれている」などと説明した。

 その後、児童はスコップやバケツを手に干潟へ入った。

数種類のカニやトビハゼ、オキシジミなどを捕まえては、

歓声を上げていた。

大束小4年の江藤慎修君(10)は「たくさんの生物がいる

干潟の大切さがわかった。ごみを川に捨ててはいけない」

と話していた。


宮崎日日新聞 6月16日 抜粋

串間市 串間市市木公民館 里山資本主義提唱者 藻谷浩介さん 講演会 [串間市]

日本総合研究所調査部主席研究員で「里山資本主義」提唱者として知られる

藻谷浩介さん(50)の講演会(同実行委主催)が6月3日、

串間市市木公民館でありました。

市木に移住している住民や、まちづくりに興味のある約130人が参加し、

熱心に聞き入りました。


藻谷さんは国立社会保障・人口問題研究所の予測データなどを示し、

日本や串間の未来について語りました。

2010~20年の10年間で串間市の0~14歳は520人減、

15~64歳は2550人減、65歳以上は10人減ると伝えました。

一方、東京は0~14歳が6万5千人減、15~64歳は34万1千人減るが、

65歳以上が56万2千人増加すると指摘。

「高齢者が急増する都会は医療費の増加で財政破綻する。

地方に若い人が残る仕組みをつくることが必要」と語りました。


観光地として有名な静岡県熱海市、神奈川県箱根町でも

高齢化が進んでいることを例に挙げ、

「築地市場(東京)から仕入れた物をお客さんに提供しているから地元にお金が回らず、

若い人の雇用が生まれない」と強調。

「地方を活性化させるためには地域で消費し、

お金を循環させることが大切だ」と伝えました。


具体的には串間市民1人当たりの年間消費額80万円のうちの1%、

約8千円市内消費額が増えれば、1億5千万円の経済効果が出ると指摘。

「1億5千万円で年収300万円の50人の雇用が生まれる」と訴えました。


宮崎日日新聞 6月9日より抜粋

串間市 水道点検 地域に恩返し [串間市]

 串間市管工事共同組合青年部(池島健一部長、10人)がこのほど、市内6ヶ所の

公園の水道をボランティアで点検し、修理も行いました。

 これまで青年部は水道週間(6月1~7日)に合わせ、市内小学11校を訪問し、

校庭などにれんが造りの水飲み場を設置してきました。

昨年全校を回り終えたため、

今年は同市西方の串間第2児童公園や、同市南方の福島河川緑地公園の

水道をチェックすることにしました。

 会員9人が公園のトイレや広場の中にある水道を1つ1つ点検しました。

水漏れがあると修理したり、蛇口を交換したりしました。

点検と一緒にトイレ掃除も行いました。

 池島部長は「地域への恩返しの気持ちで取り組んだ。漏水は水の無駄遣いにつながる。

限りある資源である水を大切にするために、水道の点検と修理を

心掛けてほしい」と話していました。

(宮崎日日新聞 5月31日 抜粋)

串間市 JR串間駅前交差点近くの空き地 路面電車 設置 [串間市]

串間市のJR串間駅前交差点近くの空き地に5月28日、

広島電鉄(広島市)を走っていた1949(昭和24)年製の

路面電車が設置されました。

くしままちづくり協議会(喜多祥一会長、15人)が

市街地ににぎわいをもたらそうと購入。

今後、観光客らが気軽に立ち寄れる案内所、

チャレンジショップなどとして活用を模索します。

また、同協議会は路面電車の設置費用、改装費に充てる募金、

市民まちづくり基金の賛同者を募集しています。


問い合わせ、申し込み:くしま市民活動交流センター(パナップ)

           0987-(27)-3075


宮崎日日新聞 5月29日より抜粋

串間市 試験栽培の麦収穫 [串間市]

 串間市で甘藷(かんしょ)畑の裏作として昨年度から試験栽培を始めた麦の収穫が

このほどありました。11月下旬に種まきした麦は順調に生育しました。

今後、みそやしょうゆの業者にサンプルを送るなどして、

品質や適性を調査しました。収穫後の畑で育てた

甘藷の品質も調べていきます。

 甘藷を植えない11月から4、5月までの畑の有効活用をしようと、

JA串間市大束食用かんしょ産地再生協議会(清水豊文会長)が

市の補助を受けて麦栽培に取り組んでいます。

同協議会の木村久男委員(53)が所有する同市大平の30アールのほ場が実験場です。

種まきした普通小麦と裸麦は約5ヶ月半で高さ約90センチに成育しました。

 収穫作業は、稲作農家の協力を得てコンバインで麦を刈り取りました。

4月の長雨の影響で穂がやや黒ずんだが、ほぼ計画通りの

約1200キロを収穫しました。麦は出荷せず、提供先の

業者らと連携し、将来性を検証していきます。

 麦わらは家畜の餌として畜産農家に提供します。農畜産連携が図られ、

甘藷の連作障害防止につながる可能性もあるため、今年は

麦の植え付け1ヘクタールに拡大する予定といいます。

 木村委員は「串間の麦で、うどんやみそ、しょうゆなどが造られたらいい。

実現すれば一つの町おこしにつながるのではないか。麦栽培が甘藷の

品質向上につながることも期待したい」と話しました。

(宮崎日日新聞 5月19日 抜粋)

串間市 都井岬 タイワンシオカラトンボ 写真撮影 成功 [串間市]

宮崎昆虫同好会幹事の河野宰さん(61)は

希少種であるタイワンシオカラトンボを都井岬で発見し、写真撮影に成功しました。


同トンボは県南、鹿児島県大隈半島、奄美諸島に分布し、

本県版レッドデータブックで絶滅危惧種1A類に指定されています。

県内では2000年に日南市で初めて発見され、

これまでに同市で3回、串間市で1回観察されただけだといいます。


河野さんは4月29日、都井岬で絶滅危惧種シルビアシジミの草食を調査している時に、

タイワンシオカラトンボ1匹を発見しました。

未成熟の雄で体長は約4センチ。

麦色の体色は成虫もほぼ同サイズで、薄青色になります。

最初は日本でよく見かけるシオカラトンボと思ったが、

胸の外側の黒い模様がぼやけているのを見て、タイワンシオカラトンボと推察。

同好会に写真を見せて確認を取ったそうです。


生きた状態での写真撮影は珍しいといいます。

河野さんは「都井岬でふ化した可能性が高い。

貴重な動植物がたくさん生息する串間の自然を

残していかないといけない」と話しました。


宮崎日日新聞 5月14日より抜粋

串間市 中心街に道の駅を [串間市]

 中心市街地に道の駅建設を計画している串間市の野辺修光市長ら6人が4月30日、

宮崎市にある国土交通省宮崎河川国道事務所を訪れ、国交省に

「道の駅一体型整備」の要望書を提出しました。

野辺修光市長は竹林秀基所長に「串間の顔である中心市街地に観光客を呼び込み、

市の活性化につなげたい」と訴えました。

 串間市は学識者や住民代表らと協議を重ね、今年3月に

中心市街地まちづくり基本計画書を策定しました。

同書は串間発展のために、地場産品販売所、観光情報発信、防災機能などを

備えた道の駅が不可欠と示されています。

 市は厳しい財政を踏まえ、地場産品販売所などは市、トイレ、

駐車場が整備する「一体型」での建設を目指しています。

 会談で、総務省から同市へ派遣されている矢後雅司地方創生特命部長は

「道の駅は地方創生の核になる。成功事例を勉強しながら、

串間ならではの道の駅を造りたい」と話しました。

串間を何度も訪れているという竹林所長は「串間の優れた食、都井岬、

幸島など優れた地域資源を発信するためにも、連携して

取り組んでいきたい」と伝えました。

 今後のスケジュールは未定です。会談後、野辺市長は

「東九州自動車道日南-志布志開通後のストロー現象を防ぐためにも

道の駅が必要。5、6年後の完成を目指したい」と話しました。

(宮崎日日新聞 5月6日 抜粋)
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