えびの市の道の駅「えびの」で販売されている、乳菓まんじゅう「宮崎たまたま」が
人気を呼んでいます。えびの産の完熟きんかん「たまたま」をしようした高級感と、
かんきつ系のさわやかな風味が特徴です。同駅では「きんかんソフトクリーム」
「きんかんロールケーキ」も定番商品となっており、関係者は
「『えびのといえばきんかん』というイメージを
定着させたい」と話しています。
「宮崎たまたま」は2月から販売を開始しています。1口サイズの大きさで、
まんじゅうの白あんに糖度18度以上の完熟きんかんの
ペーストを練り込みました。
ロールケーキやソフトクリームと同様に、糖度が平均して20度を超える質の高いえびの産きんかんを
PRしようと、同駅の指定管理者であるJAえびの市が2013年11月ごろから
開発に着手しました。島根県の製菓業者と連携し、苦すぎず甘すぎない白あんと
ペーストの割合、食べやすい大きさなど試行錯誤を重ね完成しました。
また、ブランド品を使用した高級感を出そうと
包装も落ち着いた雰囲気に仕上げました。
同JAの担当者は「生産農家は質にこだわり努力されている。お土産に買ってもらうことで、
えびの産きんかんを県内外にPRできれば」と話していました。「宮崎たまたま」は
10個入り648円、18個入り1080円です。
今後は県内観光施設や交通機関などへ販路を拡大する予定といいます。
(宮崎日日新聞 3月15日 抜粋)