アイガモ農法を行おうと、日之影町・宮水小学校の5年生16人は
7月1日、同校の実習田にアイガモ4羽を放鳥しました。
児童たちは「
頑張れ」と声援を送りつつ「
おいしいお米になって」と
収穫を楽しみにしていました。
昨年に続いて2回目の試みで、アイガモ米・古代米倶楽部がヒナを提供。
今年の児童たちは6月初旬から、土日を含めて毎日交代で餌を与え
小屋を掃除するなどして育て、毎日の様子を日誌に書いています。
この日は倶楽部の会員らが見守る中、苗が植えられた田んぼに
児童代表の4人が4羽を放ちました。
4羽は元気に動き回り、児童たちは笑みを浮かべながら眺めていました。
児童は今後も、交代で朝に小屋から田んぼに出し
夕方に小屋に入れて餌を与えます。
アイガモは稲穂の実を食べるため、訪鳥は8月中旬ごろまでだそうです。
収穫した米は給食で食べる予定です。
甲斐さん(11)は「
一生懸命育てたアイガモが、水田を動き回っている姿を見て
感動した。たくさん虫や草を食べてもらって、おいしいお米になってほしい」
と話していました。