「来月 本県初の大会」
都農町藤見公園で行われる町産業まつり(11月8日、実行委主催)で、
県内外のチンドン屋が出演するチンドン大会の開催が決まった。
同町名貫出身でチンドン屋「花ふぶき一座」座長の富田若奈さん(44)=都城市=
が13日、同町役場を訪れ、
河野正和町長に詳細を報告した。
全国で活躍する富田さんは町ふるさと大使を務め、
古里でのチンドン大会開始を模索してきた。
一方で、町も特色あるイベントで集客を狙っており、
両者の志惑が一致。
同一座に加え、宮田さんと親交のある東京都、
大阪府、長崎県の4団体が出演する。
県外のチンドン屋が集結するイベントは
本県初という。
大会では屋内運動場に設けたステージで歌や踊り、
大道芸などをを披露。
チンドンの全国大会で行う特産品の宣伝パフォーマンスも実施し、
本格的な演出を楽しむ事が出来る。
宮田さんは「やるからには初めての企画に挑戦してみたかった。
都農は祭り好きの人が多い。
チンドンを知らなくても楽しめるイベントに仕上げたい」と
意気込んでいる。
同まつりは昨年、34年ぶり復活。
地場産品の魅力再発進を目的として開催され、
県内外から約8千人(主催者発表)が訪れた。
(宮崎日日新聞 10月16日 抜粋)