宮崎市立田野病院と介護老人保護施設「さざんか苑」の
指定管理者制度の導入をめぐり、住民向けの説明会が今週水曜日の25日から
同市田野町の5カ所で始まりました。
市は同制度の導入の経緯などを説明し、住民から質問や意見も相次ぎ
質疑応答は1時間半に及んだ。
最初の25日の説明会は東地区農村環境改善センターであり
住民約30人が参加しました。
市からは戸敷市長も出席し伊東芳郎健康管理部長が制度導入を
健闘している理由などを説明しました。
参加した住民からは「
もっと早く説明してほしかった」
「
住民が主役となるような医療体制を」などの要望も上がりました。
戸敷市長は「
皆さんへの説明が遅れたことはおわびしたい。
不安の声もしっかり受け止め、市立病院としての存続のため
取り組んでいく」と話しました。
今後説明会は27日は南地区館、30日は田野文化会館
7月1日は北地区館であり、いずれも午後7時からあります。
お問い合せは市保険医療課
0985-29-4111まで
ちなみに豆知識
指定管理者制度とは?
それまで地方公共団体や外郭団体に限定していた公の施設の管理・運営を
株式会社をはじめとした営利企業・財団法人・NPO法人・市民グループなど
法人その他の団体に包括的に代行させることができる(行政処分であり委託ではない)
制度のことです。