高原町外の女性を対象にした「高原町農業体感!魅力再発見ツアー」は
15日までの2日間、町内でありました。
人口減対策に力を入れる町が地域の良さを知ってもらい、
移住につなげようと企画しました。
町で農業(関連)の仕事に従事する「農業男子」も同行し、
交流を深めました。
同町制施行80周年記念事業。女性は福岡市や熊本市など県外からを
含む13人が、男性は畜産農家や町農政畜産課職員ら14人が
おもてなし役として参加しました。
初日は、同町のほほえみ館で歓迎セレモニーがあった後、神楽そば打ちを体験しました。
その後、狭野地区にある農事組合法人はなどうの畑で麦踏みをしました。
2日目は、シイタケの駒打ち体験をして町中心部であった軽トラ市
「たかはるよりどり交流市」を見学。
体験の合間には狭野神社や霧島東神社、御池を観光し、高原の魅力に触れました。
福岡市の40代女性は「いずれ地方に住み農業をしたいという思いがあります。
高原は自然豊かで人も温かく、思っていた通りの土地だった」。企画した
町農政畜参課の仮屋田浩課長は「地元の人が高原の魅力を再発見する
機会にもなります。高原に移住定住する人が一人でも出れば」
と期待しています。
宮崎日日新聞 2月20日より抜粋