みそぎを多くの人に知ってもらおうと、
県内の40歳以下の神職でつくる「
県神道青年会」は7日、
禊(みそぎ)錬成会を日南市富士の富士海水浴場で行いました。
一般市民を招いてのみそぎは初めてです。
神職や市民ら約20人が海に入り、心身を清めて罪やけがれをはらいました。
禊(みそぎ)
みそぎは「
日向の橘の小戸の阿波岐原」でイザナギノミコトが
みそぎはらいをしたことが起源とされ、
日常生活の中で知らないうちについてしまった罪やけがれをはらう神事です。
同日は、同海水浴場に集合。初めてみそぎをする人のために、
神職が最初に作法を指導し、白いふんどしに着替えました。
砂浜に移動した後、全員で円になり、両手で櫓(ろ)をこく動作をしながら
「
エーイホッ、エーイサッ」などと声を張り上げて準備体操を実施しました。
続いて、波が打ち寄せる海に入り、大祓詞(おおはらえのことば)を
手を合わせながら奏上して身を清め、海から上がりました。
県神道青年会の野迫会長(38)は「
一般の人にもみそぎの素晴らしさを知ってもらい、
身を清めることができた。今後も続けていきたい」と話していました。
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