勤務していた会社の敷地内に爆薬1本を置くなどして従業員らを脅したなどとして、
宮崎地検延岡支部は12日までに、
脅迫と火薬類取締法違反の罪で日向市財光寺、無職黒木容疑者(51)を
起訴しました。処分は10日付。
起訴状などによると、黒木被告は7月31日午前4時半ごろ、
当時勤めていた同士東郷町の砕石業「太陽興産」の出入り口付近に
「
ダイナマイト6本預かり 妙な行動があったら取引終了」などと書いた
メモと棒状の爆薬1本を置き、従業員らを脅迫。
さらに8月1日に日向署に出頭した際、爆薬5本を所持したとされています。
黒木被告は、メモの中で会社に現金を要求したとして恐喝未遂容疑で逮捕=
処分保留、爆薬を盗んだとして窃盗容疑で再逮捕されていました。
宮崎地検は「
証拠上、脅迫として処理するのが相当と判断した」と説明。
窃盗容疑は起訴猶予処分としたといいます。
この事件に関連し、延岡区検は12日、同社の倉庫に違法に爆薬6本を貯蔵したとして
火薬類取締法違反の罪で、同社の火薬類取扱保安責任者の男性(55)を
略式起訴しました。
延岡簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出し、男性は即日納付しました。
*この事件については8月4日、22日、9月5日の記事に詳しい詳細が書かれています。
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