日南市飫肥の小村記念館で、
庭園にあるヒラドツツジとミツバツツジ、オオデマリが見頃を迎えました。
同館の郡司均館長は「小村記念館の三大花」と命名。
訪れた観光客も、咲き誇る花々に思わず足を止めて見入っています。
ヒラドツツジは同館入り口の正面に植栽されており、
樹齢100年以上といわれています。
高さ約5メートルで、大きな傘のように広がった枝には
淡い紫の花がびっしりと咲いています。
ミツバツツジも高さ約4メートルで迫力十分。
濃いピンクの花びらが春の日差しに映え、明るい雰囲気を晒し出します。
オオデマリは白い花が球状に密集するが、今年は直径約20センチ超と特大サイズ。
まるで白いアジサイのようです。
桜の季節が終わると楽しめる花が少なくなるが、
同記念館ではツツジの巨木が満開となります。
郡司館長は「古い歴史のあるツツジをもっと知ってほしい。
ぜひ見に来て」とアピールしています。
この「三大花」の競演は、4月いっぱい楽しめそうだとのことです。
宮崎日日新聞 4月20日より抜粋
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