15日午前9時半ごろ、日向市東郷町八重原迫野内の耳川に
軽乗用車が転落しているのを近くの住民が発見、
110番通報しました。
乗っていた親子3人は全身を強く打ち、同市内の病院に運ばれましたが、
2人が死亡、1人が重症を負いました。
日向署によると、死亡したのは椎葉村松尾、無職の下田ハルエさん(90)と
ハルエさんの娘で同居している無職下田葉子さん(59)です。
葉子さんの姉で、運転していた延岡市川島町、無職小栗さん(63)が
胸の骨を折るなどの重傷ですが、命に別状はないといいます。
現場は国道327号の八重原大橋近くで、片側1車線の緩やかな左カーブで
軽乗用車は道路脇にある公民館敷地から斜面の竹林をなぎ倒しながら
約20メートル下の耳川に転落しました。
ブレーキ痕はないといいます。
同署は、軽乗用車がカーブを曲がりきれずに対向車線を越えて敷地に進入し、
そのまま金網フェンスを突き破って落ちたとみています。
付近の住民は「
ドーンという音が聞こえて外に出てみたが、
まさか川に車が落ちているとは思わなかった」、
別の住民は「
ここは以前にも電柱に車が衝突するなど、
たまに事故が起きる場所で怖い」と話していました。
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