18日午前8時半ごろ、椎葉村下福良の養殖場で水槽内のチョウザメが
大量に死んでいるのを餌やりに来た管理人が発見し、日向署に通報しました。
養殖場には水槽が七つあり、近くの川から取水し、
浄水施設を通して水槽に流れ込む仕組みになっています。
水槽ごとに給水のためのバルブが付いており通常は開いた状態にしてありますが、
チョウザメが死んでいた水槽のバルブは閉まっており、
水が循環していない状態だったといいます。
同署などによると、養殖場は同村内の企業が運営。
水槽は屋外に設置してあり、円形のコンクリート型で
直径約4.5メートル、深さ約1.5メートルあります。
死んでいたのは体長60センチから70センチ、
生後3年程度のシベリアチョウザメ約230匹(230万円相当)で、
前日の17日午後7時ごろには元気に泳いでいるのを管理人が確認しているといいます。
死んでいたシベリアチョウザメ↓
本県では、新たな特産品として、チョウザメの卵を加工した
「宮崎キャビア」のブランド化と、魚肉の活用拡大に力を入れており、
昨年11月に本格熟成キャビアの発売にこぎ着けたばかりです。
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