高鍋町の高鍋湿原で、秋の訪れを告げるスイランの花が見頃を迎えています。
群生する西部湿原で鮮やかな黄色い花を咲かせ、
来場者らを喜ばせています。
スイランはキク科の多年草で、高さ50センチ~80センチほどの
茎の先端に直径約3センチの花を咲かせます。
今年は例年通り今月上旬に咲き始め、今がピークだそうです。
午後になると花は閉じるため、午前中の観賞がお勧めだそうです。
湿原では、白い星形の花を付けるシロイヌノヒゲや、
白い円形の花を咲かせるオオホシクサなど、
5種類程度のホシクサも見頃となっています。
湿原の管理に携わる町嘱託職員の吉本尚義さん(60)は
「赤とんぼでおなじみのアキアカネや、
羽の先端が黒くなっているノシメトンボなども飛び交っている。
秋らしい一日を満喫してみてはいかが」と
来場を呼び掛けています。
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