日南市でスイートピーが収穫期を迎えました。
ビニールハウス内では色とりどりのフリルのような愛らしい花が咲き、
生産者が摘み取り作業に追われています。
11月13日に初出荷され、北海道から九州の全国25市場に送られます。
クリスマスや卒業シーズン用に人気があり、来年4月まで出荷が続きます。
同市北郷町大藤の由良隆彦さん(36)が営む25アールのハウス内は
ほんのりと甘い香りが漂い、淡いピンク、柔らかな紫、鮮やかな白など
7品種が咲き誇っており、出荷を翌日に控えた11月12日は、
早朝から家族やパート作業員ら10人で作業。
3、4輪の花が付いたスイートピーを丁寧にはさみで摘み取っていました。
由良隆彦さんは
「10月に台風が立て続けに来たが、順調に育ってくれた。
寒が入って日中の天候も良く、いい色が出てきた」と満足げでした。
今後、冷え込んでくると花の色が一段と映えてくるといいます。
JAはまゆうによると、同JA花卉部会では30人が計5.4ヘクタールで
47品種を栽培しており、年間で約1200万本を出荷するといいます。
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