11月9日に高鍋町中央公民館ホールで
第24回石井十次顕彰のつどいが開かれました。
「児童福祉の父」十次が今後没後100年を迎えたことから、
関係者は思いを新たに、偉業をたたえる歌の披露や
高鍋西小児童による演劇などに見入りました。
町内の合唱グループなどで結成する「石井十次を歌う会」は
1931年の尋常小教科書に掲載された唱歌「石井十次」を初披露。
全国の児童が歌ったと推測される歌に乗せ、
十次を称賛する思いを聴衆に訴えました。
合奏を披露した高鍋西小の5年生たちは、岡山孤児院PRのため
十次が国内外に孤児を派遣して歓迎を受けた「音楽幻灯隊」を
ほうふつさせるような、精いっぱいの演奏を見せました。
高鍋西小6年生が熱演した児童劇「岡山の大洪水」では、
水害の救難活動に出た年長の孤児と十次が互いを
案じるシーンは観衆の涙を誘いました。
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