日向市の富島中でこのほど、旭建設(同市向江町)の黒木社長(56)による
出前講座がありました。
”心を磨く”ことにつながるとしてトイレ清掃に取り組んでいる
黒木社長が「
トイレ清掃から学ぶ学校生活」と題し、
1年生157人に対してトイレ清掃を実践指導しました。
黒木社長は10月、同校で講演し、トイレを清掃することで得られる
新たな気づきや感謝の心などについて話していました。
今回はこの実践編で、同社社員約40人も指導役として参加しました。
体操服に着替えた生徒たちは、校内8ヵ所のトイレに分散し、
スポンジやマイナスドライバーといった道具の使い方から便器に向かう姿勢に至るまで、
社員の手ほどきを受けた後、作業を始め、真剣な表情で便器や洗面台の汚れに向き合い、
隅々まで洗い取りました。
便器の内部の「水漉し」と呼ばれる部品を磨いた山内さん(13)は
「
最初は抵抗があったけれど、やっていくうちに楽しくなった。
これからもやっていこうかなあ、と思った」と気持ちの変化を話していました。
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