三股町長田の紫麓(しろく)窯で、来年のえとである羊をモチーフにした
ぐい飲み作りが最盛期を迎えています。
飾れば置物、逆さにすれば酒器という毎年恒例の縁起物です。
20作目となる今回は「
2015年が明るく、開けた年になりますように」と願い、
「
前途洋洋(ぜんとようよう)」と名付けました。
来年1月までに約500個を作ります。
県から「
みやざきの匠」として表彰されている山下さん(61)と
長女翔子さん(28)の作品で、デザインを任されている翔子さんが
8月下旬から「
ずっとえとのことばかり考えていた」というほど頭を悩ませ、
親子で試作を繰り返し、ようやく10月末に完成させました。
ぐい飲みは透き通るような白さで長さ8センチ、幅7センチ、高さ5.5センチ。
羊らしい丸みを帯びた形の中に洗練された角などのラインが入っており、
デザイン性が高いです。
翔子さんは「
これでお酒を飲み、楽しい1年の始まりにしてほしい」と話しています。
全国にファンがおり、今回は同町の「
ふるさと納税」のお礼の品にも選ばれています。
ぐい飲みは、
●1個2千円(税別)
●お問い合わせは紫麓窯:
0986(52)3603まで。
宮崎日日新聞 12月11日より抜粋
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