日南市南郷町で春季キャンプ中のプロ野球・埼玉西部ライオンズの外国人選手が
休養日の2月5日、同町内の観光施設などを巡りました。
選手たちは、完熟きんかんの収穫や水中観光船に乗船するなどして、
キャンプ地・南郷をPRしました。
参加選手は、10月に入団した台湾出身の郭俊麟投手や
2014年のホームラン王ヒメア選手ら6人。
宿泊する日南海岸南郷プリンセスホテルを出発し、
同町潟上にある農業、永倉政次さん(57)の約10アールのビニールハウスで
完熟きんかんの収穫を体験、試食しました。
選手たちは、はさみを手に、きんかんを入れる籠を肩から掛け、
思い思いにハウス内で収穫。
切り取ったきんかんを試食し、「うまい」などと感想を述べました。
何十個も摘み取っていた郭投手は「新鮮な経験ができたが、
歯の矯正中で食べられないのが残念」と話していました。
選手たちをハウス内で出迎えた永倉さんの妻純子さん(57)は
「きんかんを食べたパワーでヒメア選手には連続で
ホームラン王を取ってもらいたい」と語っていました。
また、水中観光船「マリンビューワーなんごう」でのトンビの餌付けを体験、
港の駅「めいつ」でイセエビやにぎりずしなどを食べたほか、
井上酒造の工場を見学するなどして休日を満喫していました。
宮崎日日新聞 2月7日より抜粋
コメント 0