プロ野球の1軍5球団が春季キャンプを行っている県内の球場には週末の7日、
県内外から約7万5千人のファンが詰めかけ、練習に打ち込む選手に声援を送りました。
巨人が拠点にする宮崎氏のKIRISHIMAヤマザクラ県総合運動公園には、
2万4千人が来場しました。
打撃や守備練習が始まると声援を送ったり、カメラで写真に収めたりしていました。
会場には地鶏の炭火焼きやチキン南蛮など本県の特産品が味わえるグルメスペースもあり、
来場者の人気を集めていました。
福岡ソフトバンクホークスがキャンプを張る宮崎市の生目の杜運動公園には、
約2万9800人が訪れました。
アイビースタジアムでは練習開始前、工藤監督が超早場米の種まきを体験。
日本一収穫の早い米にあやかって日本一を祈願しようと、
JA宮崎中央うまい米づくり研究部会が毎年実施しているものです。
工藤監督は、ホークスカラーの黄色の苗箱に「
すくすくと育って」と声に出しながら
ミルキークイーンの種を丁寧にまいていきました。
同部会が苗を育て3月に市内の水田に田植えを行い、
7月に収穫し、同球団に届ける予定です。
工藤監督と一緒に種をまいた同JAの藤原組合長は
「
ミルキークイーンは粘りが強い品種。
ミルキークイーンのように、粘り強く1年を戦ってほしい」と話していました。
このほか県内では宮崎市でオリックス・バファローズ、日南市で広島東洋カープ、
埼玉西武ライオンズが1軍キャンプを行っています。
宮崎日日新聞 2月8日より抜粋
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