日向市・幸脇小(中西浩美校長、13人)の3~5年生5人が自分の将来について考える学習活動
「10年後のぼくたち、わたしたち」が、このほど同校でありました。同校を
卒業した先輩2人が体験談を話し、人との出会いや、夢や
目標を持つ大切さなどを語り掛けました。
初めに4年生の遠田優穂さん(10)が、成人を迎える10年後の自分に宛てた手紙を披露しました。
「医者になり、人間の体で一番分らないことが多い脳を研究し、
病気で苦しんでいる人たちを助けたい。そのために勉強を頑張る」と述べました。
続いて同校卒業生が、小学校生活の思い出やこれまでの経験などを発表しました。同市の病院に
務める小林健太郎さん(30)は、職場の理学療法士さんに影響を受け資格を
取ったいきさつに触れ「その人がいなければ今の自分はいない。
皆にもいろいろな出会いを大切にしてほしい」と訴えました。
また日章学園高調理科2年の黒木未来さん(17)は「(児童数が)少ないからこそ個性が発揮できる舞台が
たくさんある。先生や家族に感謝の気持ちを忘れないで」と呼び掛けました。
児童たちは小林、黒木さんに「夢をかなえるために何をすればよいか」
「小学生の時に頑張ったことは」などと質問していました。
(宮崎日日新聞 2月24日 抜粋)
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