宮崎市高岡町の和石地区で、絶滅危惧種のオキナグサが見頃を迎えています。
短い毛に覆われた赤紫色の花がうつむいたように咲き、住民の目を楽しませています。
オキナグサはキンポウゲ科の多年草。
県版レッドデータブックで絶滅危惧種1B類に指定されています。
同地区の野原に自生しており、今年は例年より1週間ほど遅い
3月10日ごろから咲き始めたといいます。
地域住民でつくる「和石地区田園の景観を守る会」の会員が周辺の草を刈ったり、
目印の竹を立てたりして、保全に取り組んでいます。
同会の前田律雄会長(67)は「住民が大切に守っているので、
温かく見守ってほしい」と話しています。
同会は4月5日、オキナグサを観察したり野草を摘んで食べたりする
「おねっこまつり」を開きます。
参加費は5000円で、4月2日までに申し込む。定員は30人。
申し込み:前田会長
0985-(83)-1420
宮崎日日新聞 4月1日より抜粋
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