日南市が油津商店街再生を委託する
テナントミックスサポートマネージャー・木藤亮太さん(40)と、
市マーケティング専門官・田鹿倫基さん(30)の事業経過報告会は、
同市油津商店街の多世代交流モール建設予定地でこのほどありました。
市民ら約120人が耳を傾け、まちづくりへの意識を高めました。
2人の取り組みを広く知ってもらおうと2回目の開催。
崎田恭平市長は「企業と手を組むことなどで新たな実績が出始めている。
事業成功の鍵は市民をどう巻き込むか」とあいさつしました。
木藤さんは同商店街で開いたイベントや、出店した店などを紹介し、
間もなく着工する多世代交流モールの概要なども説明。
リニューアルしたフリースペース「YOTTEN」で月間900人、
油津カープ館では2週間で2900人の利用者があったことなども報告しました。
今後に向けては「商店街の既存店を生かし『修理屋さんのいるまち』として
打ち出す計画がある」としました。
田鹿さんは商品の背景などをPRして付加価値を付けるマーケティング戦略などを説明。
無農薬だが見た目が悪いミカンを地元でスムージーに加工することで
4倍の価値が生まれたことなどを報告しました。
今後は企業の新人研修で利用が増えている地方合宿の誘致を目指すことにしたそうです。
宮崎日日新聞 4月4日より抜粋
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