少子化が続く中で優秀な人材を確保しようと日向署(甲斐伴伯署長)は16日、
大学、専門学校、高校生らを対象に独自の就職説明会を開きました。
約40人が参加し、若手署員による仕事内容の紹介や
鑑識活動体験を通して警察業務に対する理解を深めました。
同署講堂で県警本部の採用担当者が採用試験について説明した後、
20代の若手署員3人が体験談を発表しました。「被害者や住民の
一番近くで声を聞く責任感のある仕事」「特技を生かし、
駐在所で子どもたちに剣道を教えている」などと魅力を語りました。
この後、参加者は鑑識業務を体験しました。専用の粉、はけなどを使い、
瓶に付いている指紋を採取する作業に挑戦しました。
白バイやパトカーが並ぶ駐車場や県内警察署で
唯一備える射撃場の見学もありました。
参加した専門学校生の田中竜太郎さん(23)=日南市南郷町=は
「警察官から直接話しを聞き、やりがいのある仕事だと
実感した」と話していました。
(宮崎日日新聞 5月17日 抜粋)
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