川南町漁協(溝口吉治組合長)が川南漁港内で運営する直売所「通浜」は17日、
来客が累計1万人を突破しました。同所に移設オープンして1カ月余りでの
大台到着に、関係者は「これからも川南の新鮮な魚を
提供していきたい」と意気込んでいました。
1万人目は、宮崎市田代町の会社役員新留千賀子さん(65)です。
一緒に訪れた姉の菊池エツ子さん(73)=同市新城町=とともに、
河野秀星店長(33)から花束と1万円分の商品券、
特産物の詰め合わせが贈られました。
1年ぶりに訪れたという新留さんは「昔の施設に比べると、明るくなって商品が
見やすくなった。魚が新鮮なので何度でも来てみたい」と笑顔でした。
直売所は、同漁港内にあった旧店舗が手狭になったことから4月4日に
南側に移して営業を再開しました。川南取れの鮮魚を中心に野菜や、
加工品など特産物を取りそろえています。直売所によると、
1日平均250~300人が訪れ、4月は約6千人が来店しました。
メディアに取り上げられて以降は客足がさらに伸び、
5月10日は1日当たりで最高となる567人を記録しました。
河野店長は「国道から離れていて不安だったが、口コミで少しずつ認知度も
高まってきている。期待に応えられるよう、
店内をさらに充実させたい」と話していました。
(宮崎日日新聞 5月18日 抜粋)
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