西都市で今月21日、自転車通勤者を指す「自転車ツーキニスト」という
言葉を広めた日南市出身のTBSプロデューサー疋田(ひきた)さんの講演会
「
自転車の走りやすいまちづくりを目指して」が同市右松の市民公民館で
ありました。
市民約40人が参加し、全国の自転車関連施策などを学びました。
自転車によるまちづくりを目指すNPO法人「
輪プロジェクトみやざき」による主催で
疋田さんは基調講演で「国会議員連盟の規模が拡大するなど国も自転車の活用に
注目している」と指摘しました。自転車専用レーンの普及のため
自動車と同じ左側通行の徹底などを訴えました。
また全国の振興策のうち金沢市などが取り組む自転車のレンタル・シェアリングサービス
「まちのり」を紹介しました。
1日200円で同市内19カ所のポートと呼ばれる乗り継ぎ拠点で
自由に乗降できる制度を説明し「
西都原や市街地などに、このようなシステムがあれば
観光客も利用しやしのではないか。西都市は自転車が走りやすい街なので
ぜひ利用を拡大してほしい」と呼び掛けていました。
疋田さんの講演後は橋田市長らによるパネルディスカッションもあり
自転車の交通安全対策などで意見を交わしました。
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