門川町にある門川中学校は6月19日に1年生177人を対象にした
福祉・技能体験学習を実施しました。
講師は町内の高齢者や福祉サークル、町社会福祉協議会のメンバーなど約50人。
生徒たちは昔の遊びや和装着付け、手話や苗植えなど様々なプログラムに
取り組みながら住民と交流を楽しみました。
また車いす体験を選んだ生徒たちは、社協職員が構造のほかブレーキや姿勢
声掛けなど乗る側と後ろから押す側の注意点を説明しました。
その後、生徒はペアになって校内のスロープなどを使って体験し
動かし方に慣れず戸惑いながらもゆっくりと前へ進みました。
車いすのペアを組んだ青柳さん(12)と須田君(13)はインタビューで
「
方向転換やブレーキのかけ方が難しかった。乗る人の気持ちを考えて押してあげたい」
と話していました。
このほかペタンクや冷や汁料理、花壇作り、点字などの体験プログラムがありました。
体験学習は2001年から技能伝承を目的にスタートし
その後、卓球バレーやグラウンドゴルフ体験などが加わり
昨年から福祉関係のプログラムも始まりました。
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