JR京町温泉駅周辺の美化活動に長年尽力したとして
えびの市向江の長友さん(76)が本年度の環境大臣が表彰する
地域環境美化功績者に選ばれました。
長友さんはインタビューで「
活動する地域のみんなでもらった気持ち」と
受賞の喜びを語りました。
長友さんはJR九州を退職後、京町第2高齢者クラブが行っていた
同駅や駅前広場の美化活動に1998年から参加し、ゴミ拾いや
花の栽培などを行うほか、個人で雑草除去を行いました。
また、9年間かけて花ももの木150本とソメイヨシノ10本を植樹。
駅の景観向上に貢献し、2011年には名誉駅長を委嘱されました。
また、11年に始まった京町温泉真幸あおぞら市の運営や
下水の浄化活動に取り組む京町温泉EM研究会での活動にも取り組んでいます。
1960年に国鉄に入社した長友さんは、同駅が初任地です。
当時の鉄道は集団就職でのりようや貨物輸送の主流で同駅も賑わっていたといいます。
駅舎は県道の道路改良に伴い2016年度には取り壊され、移転する予定です。
長友さんは今後の活動について「
飯を食わせてもらった鉄道に恩返しが
したい気持ちで始めたが、きれいになるのがだんだん面白くなっていった。
駅に人が集まるよう、もっときれいにしたい」と意気込んでいました。
表彰式は11日に東京都で行われ長友さんはJRのOBらしく
新幹線を乗り継いで妻カスミさん(72)と出席しました。
20日には村岡市長を表敬訪問し、受賞を報告しました。
コメント 0