6月28日に宮崎市の市青島ビーチセンター「渚の交番」で
ウミガメの上陸やクジラの漂着に出くわしたときの
対応を学ぶ勉強会がありました。
親子連れら約60人が参加しました。
青島海岸ではアカウミガメが産卵し
ハナゴンドウなどのクジラが漂着することがあることから
遭遇したときの対応を学ぶことで
海洋生物の保全につなげようと
損保ジャパンと日本興亜損保が寄付を行い
全国で展開する「SAVE JAPANプロジェクト」の
一環で実施されました。
同日は、NPO法人宮崎野生動物研究会の古中隆裕さんが
産卵前のカメに光を当てたり進行方向に立ったりすると
海に帰ってしまうことや、産卵中は静かに観察することなど
注意点を説明を説明しました。
また、NPO法人宮崎くじら研究会の西田伸さんは
「漂着したイルカやクジラを見つけたら
生死や数頭、特徴などを連絡して」と
呼び掛けました。
その後、砂浜で、クジラの模型を使い
ビニールシートへの載せ方やシートの
つかみ方を実践しました。
同市・国富小4年の鶴田凛さんは
「カメの種類の見分け方が勉強になった。
青島によく来るので、もし打ち上げられたクジラを
見掛けたらちゃんと連絡したい」と話していました。
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