都城市立美術館は、小中学生を対象とした夏休み企画展
「
入門アートの疑問~空間さんぽ~」を開催しています。
クイズ形式で子どもたちの関心を引く仕組みになっており
訪れた小中学生は熱心に作品を鑑賞していました。
会場には油絵や日本画、版画、彫刻など約50点が並んでいます。
7回目となる今年は、作品に用いられているさまざまな空間表現に
注目してもらおうと企画されたもので、来場者は入り口で配布される
観賞用ワークシートのクイズに答えながら作品を鑑賞しました。
来場した小中学生は「
一番遠くに描かれている人は何をしている?」と
いったクイズに答えようと、いつも以上に作品をじっくりと鑑賞していました。
クイズを楽しみながら、陰影を的確に再現する手法や遠近法の使い方などを
学んでいきました。
鑑賞後には、同館スタッフがワークシートを添削し、各小中学校に便送します。
この企画展への参加が夏休みの宿題になっているという
姫城中学校2年生の秋田さん(13)は「
作品の細かい所まで見ないと
問題を解けないので時間がかかった。作品ごとに空間表現の技法が異なるのが分かり
影の付け方や色使いも勉強になった」と話していました。
●「
入門アートの疑問~空間さんぽ~」は都城市立美術館で今月31日まで。
●入場無料
●月曜日は休館日。
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