10月10日に新富町の富田小は同校で福祉体験を開きました。
同校3年生86人が参加。町社協や同町の手話サークルなどから
計12人を講師に招き、車いす利用者や障害者の
支援方法について学びました。
総合的な学習の一環。
開会に伴い、中武校長は「障害者や高齢者にどのような
お手伝いができるか学ぶ機会にしてほしい」とあいさつ。
その後「車いす体験」「アイマスク体験」「手話教室」があり、
児童は3班に分かれてそれぞれの体験教室を受講しました。
このうち同校体育館であった車いす体験は、
宮崎市の福祉器具を扱う企業「池部医療器」などが
用意した車いす6台を使って実施。
児童は会場に設置されたマットやスロープの上を車いすで移動したり、
補助役を担ったりしながら、利用者の気持ちや求める支援について考えました。
参加した曽我部真奈実さん(9)は「車いすを動かすのに思った以上に
力が必要で、乗っていると小さな段差がとても怖かった。
きょう学べたことを役立てたい」と話していました。
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