投資被害金回収名目の特殊詐欺の発生を未然に防いだとして延岡署は27日、
延岡市北浦町の梅木郵便局の局長小野さん(42)と、
主任の渡部さん(33)に感謝状を贈りました。
同署によると今月中旬、同市の80代男性宅に法律事務所職員を名乗る男から
「
倒産した会社の隠し金があったので返金する。返金に20万円の手数料が必要」との
電話がありました。
男性が同郵便局で現金書留の発送を準備していた時、
顔見知りの渡部さんが声を掛け、小野局長に報告。
送金を止めるとともに同署に連絡し、被害を未然に防ぎました。
贈呈式には小野局長が出席。
同署の厚山署長から感謝状を受け取った小野局長は「
ふだんから局員には、
お客さんがいつもと違うことをしていないか気を付けるように言っている。
男性は日ごろ現金の送金などをする人ではなかったので、声を掛けた。
被害を未然に防ぐことができて良かった」と話していました。
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