県病院局は7日、今年8月に道交法違反(酒気帯び運転)で
現行犯逮捕された県立日南病院脳神経外科医長の奥山医師(39)を
同日付で免職処分にしたと発表しました。
同局が医師を免職処分にするのは初めてです。
脳神経外科の診療に関しては、後任の医師が10月1日に着任しており、
従来通り医師2人体制を維持しています。
同局などによると、奥山医師は仕事が休みだった8月10日午前11時ごろ、
日南市内の医師公舎で酎ハイ(350ミリリットル)を2本飲んだ後、
約1時間仮眠し、自家用車で宮崎市の自宅へ帰宅しました。
自宅に帰宅した後、さらに酎ハイ(同)を1本を飲み、
同日午後4時25分ごろ日南市宮浦の国道220号で自損事故を起こしました。
10月20日に日南簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた後、
同局職員が奥山医師に聞き取りをしたところ事実関係を認め、
飲酒運転に対する認識の甘さを謝罪したといいます。
渡邊局長は「
職員一人一人に奉仕者としての意見を持つよう指導を徹底し、
再発防止に万全を期す」とのコメントを出しました。
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