橋の上を巨大なキャンバスに。
架け替え工事が進む宮崎市の小戸之橋路面に魚群アートが描かれ16日、
1日限りの展示会がありました。
小戸之橋は半分が解体済みで、まだ残っている北側の幅約6メートル、
全長約250メートルの旧路面を市街地整備課が活用しました。
若手アーティストグループ「
みやざきマーケット」の20人がクジラやイカ、
マンボウなど100匹以上の海の生き物が連なって泳ぐ姿を、
10月中旬から約2週間かけ、スプレーやペンキで描きました。
同グループのメンバー、米良さん(20)は「
これを機にアートが
身近なものになってほしい」とし、同課の児玉課長は「
単なる公共工事ではなく、
街づくりの一環として橋に愛着を感じてもらえればいい」と話しました。
宮崎市吾妻町、会社員町浦さん(29)は「
一つ一つの絵もいいし、
全体として見てもいい。近所に住んでいるので新しい橋の完成も楽しみ」と
話していました。
同課は今回のアートを上空から撮影した動画を今後公開します。
新小戸之橋の完成は2021年で、来年5月までに残りの半分も解体が済む予定です。
旧橋を利用したイベントは今回が最後でした。
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