高千穂夜神楽始まる
国の重要無形民俗文化財
「高千穂の夜神楽」が8日、高千穂町で始まりました。
奉仕者(ほしゃ)と呼ばれる地区の舞い手たちが秋の実りに感謝し、
来年の豊作などを願い、夜を徹して三十三番を舞う神事。
20地区で来年2月7日まで、民家や公民館を神楽宿にして奉納されいます。
初日の神楽宿は、同町押方の五ケ村東活性化センター。
四方にしめ縄と彫(え)り物を張り巡らせた神庭(こうにわ)の中で、
奉仕者たちは厳かに伝統の舞を奉納しました。
多くの観光客らが来場し、この夜限りの参列がゆるされた
「一夜氏子」となって鑑賞。
かっぽ酒の振る舞いや、静まり返った屋外に笛や太鼓の音が響き渡るなど、
神話の里らしい熱気に包まれました。
コメント 0