新富町・新田学園は3日、生徒が地域の高齢者宅を訪ね、
年越し清掃などを手伝う世代間交流を開きました。
中学部1年生48人が参加。1組3、4人に分かれ、
校内区の13軒で障子の張り替えや窓拭きなどを行いました。
総合的な学習の一環で、交流は高齢者を敬う心や郷土への愛着を育てようと、
同校が昨年から実施しているものです。
同日、同町新田・末永地区の尾崎さん(74)方では、
中学生4人が地区に住む高齢者ら7人と協力して
障子の張り替え作業に挑戦しました。
昔ながらの方法で小麦粉を水に溶いてのりを作った後、
高齢者から「
ほこりがたまらないよう下から紙を貼っていくように」といった
アドバイスに従い、丁寧に作業を進めました。
参加した奥野さん(12)は「
慣れない作業で戸惑ったが、分かりやすく教えてもらえ、
きれいに張ることができた」と笑顔。
尾崎さんは「
地域で子どもと交流する貴重な機会となった。
楽しみながら作業できて何より」と話していました。
宮崎日日新聞 12月5日より抜粋
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