串間市・秋山小学校の1997年度卒業生8人のうち7人が2日、
同校に保存しているタイムカプセルを開けました。
卒業以来、みんなで集まるのは初めてです。
再会を喜び、当時のノートなどを見て思い出をよみがえらせていました。
同校にはタイムカプセルを入れるステンレス製の箱がプール前にあり毎年、
卒業時に入れています。
、
同年度卒業生は成人式の時に開ける予定でしたが、
2人が出席できなかったため延期になりました。
今年が20代最後の年であることから、開封することにしました。
タイムカプセルには在校時に写真シール作製機で撮った写真や、
当時の流行歌が録音されたカセットテープ、キーホルダーなど、数十点が入っていました。
日直ノートには「
テストが分からず、戸惑った」「
一輪車で疲れた」などと書かれており、
みんなで笑いながら読み上げていました。
当時の校長宮川さん(75)=串間市西方=も駆け付けました。
あいさつで宮川さんは8人のうち7人が県内、
志布志市に住んでいることに触れ「
近くに子どもがいることは最高の親孝行。
お金はほどほどに、人間らしい生き方をしてください」と話しました。
田中さん(29)=同市東町=は「
みんな元気に再会できて、うれしかった。
あらためて同級生、母校の大切さを感じた」。
山口さん(29)=日南市星倉=は「
小学校の時のことを思い出して懐かしかった。
10年に1度ぐらいはみんなで集まりたい」と話していました。
宮崎日日新聞 1月9日より抜粋
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