西都市藤田の会社員、中村智美さん(28)は10月に東京・両国国技館で行われる
民謡民舞全国大会(日本民謡協会主催)に県代表として
出場するため練習を重ねています。
約11年のブランクを経て復帰戦として挑んだ県大会でグランドチャンピオンとなった
中村さんは「限られた時間の中で集中して頑張りたい」と意気込んでいました。
中村さんは8歳から同市下三財の「つかさ民謡教室」(井上司代表)で
井上代表に師事し、高校1年生までに県内の主要大会を制すると
全国大会にも県代表として出場。
その後、民謡から距離を置いていたが、昨年2月に産後のダイエットも兼ねて
再び教室の門をたたきました。
子育ての合間に週2回、約2時間の練習を重ねると、昨年11月の
県大会では「日向木挽唄」を歌い上げ、年齢で区分する7部門のうち
青年の部(15~29歳)で優勝。
各部門優勝者による争奪戦も制し、グランドチャンピオンに輝きました。
全国大会には部門優勝者も県代表として出場するが県代表のたすきを
掛けるのはチャンピオンだけです。
中村さんは「仕事、家庭、唄と両立は難しいけれど代表として
楽しく歌えるように頑張りたい」と話していました。
宮崎日日新聞1月9日より抜粋
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