新富町・新田学園(児玉晴男校長、363人)は13日、同町新田・麓地区にある
緒方利幸さん(52)方の田んぼで麦踏み体験を開きました。
小麦の順調な生育を願いながら、小学部6年生45人が
農作業にいそしみました。
麦踏みは霜害を防ぎ、根の張りを促すための作業で、年3回ほど行われています。
緒方さんは昨年11月、同地区の約1㌶に中華麺やパンの加工に適した
「ミナミノカオリ」を種まきしました。
その一部を児童も手伝っていました。
同日、児童は町農業振興課職員から麦踏みの目的や注意点の説明を受けた後、
作業を開始。ほ場いっぱいに広がり、高さ10㌢ほどに育った
芽を1つ1つ踏みしめていました。
参加した加藤安奈さん(11)は「初めて体験した。踏んで強くなるなんて
意外に感じた」。 緒方さんは「昨年も麦踏みを手伝ってもらい、
まとまった収量を得ることができました。ことしも
期待したい」と話していました。
町内では、ことし55㌶が栽培されており、5月下旬から
6月上旬にかけて収穫期を迎えます。
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