新富町が本年度から設立した「地域おこし協力隊」隊員に、神奈川県相模原市出身の
池田奈緒子さん(22)=同町日置=が
新たに加わりました。
池田さんは「町の人と一緒になってアイデアを考え、「町の特産品を国内外に
売り込んで生きたい」と意気込んでいます。
池田さんは桜美林大学文化人類学専攻の4年生です。在学中、
イスラム教戒律に基づく生活「ハラ-ル」に興味を持ち、
国内企業が開発するイスラム教徒向けの
食品や化粧品ついて研究。
また福島県棚倉町の地域生活化に取り組むなどしています。着任は1日付。
都市部で生活する中「パソコンのクリック1つでモノを動かしたり、
もうけ優先で食を提供したりする風潮に疑問を感じた」という
池田さんです。
生産現場である地方に身を置き、消費者が安心安全な食材を選べる仕組みを
つくろうと、同協力隊を志願しました。
池田さんは「来て間もないが、町内には今まで出会ったことがない
魅力的な人ばかりです。
協力して地元の良いものを都内や外国に発信していきたい」と話しています。
同協力隊には、昨年11月に2人が着任しており、同隊員は池田さんが3人目。
池田さんは最長3年間、町の臨時職員として雇用されます。
宮崎日日新聞1月23日より抜粋
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