タブレット端末などの情報通信技術(ICT)を授業に活用している
日向市・財光寺小(黒木朝子校長、452人)で29日、
教育研究成果発表会がありました。
市内外の教員ら約170人が参加し、公開授業などを通じて
ICT教育の在り方を考えました。
同校は昨年度から、市教委のICT教育研究指定を受け、授業での活用に
取り組んできました。テーマは「21世紀型スキル育成のための
授業づくりの創造~ICTを活用した協働学習を通じて」。
同日は1、3、5年生のクラスで公開授業を開きました。
このうち5年生は社会科の「情報化した社会とわたしたちの生活」という単元で
授業しました。インターネット上に個人情報を
流出させないための注意点を考えました。
児童たちはまず、流出防止に必要と思う行動を紙に記入しました。「怪しいサイトを
開かない」「親の許可を得てネットを見る」など各自の意見を班ごとにまとめ、
それぞれタブレットパソコンに入力しました。
指導教諭は、ネットには個人情報流出といったマイナス面がある一方、
買い物や検索、各種予約など便利なっ機能を持つ点も指摘しました。
今後の暮らしにはネットが必要という見方を踏まえ児童たちが
流出防止策を再考し、「必要以上にネットを見ない」
「パスワードを他人に教えない」などの意見を挙げました。
同日は分科会や企業によるICT機関の展示もありました。
(宮崎日日新聞 1月31日 抜粋)
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