桃の節句を前に、日南市飫肥の「九州の小京都『飫肥』有志の会」や
飫肥城下町保存会などは2月1日から、
飫肥の商店や由緒施設などでひな人形を飾っています。
各商店や施設が思い思いの飾り付けを行っており、
多くの観光客の目を楽しませています。
観光客に飫肥の町並みや歴史を知って喜んでもらうとともに、
各店舗が飾り付けを行うことで商店街や地域の活性化を
促そうと10年ほど前から実施しています。
有志の会に所属し、雑貨店「祝土日」を営む蓑部幹子さん(65)は、
店舗内に約40年前の色鮮やかなひな人形の7段飾り、昭和初期のひな人形、
小さくかわいらしい木目込み人形などを展示しています。
蓑部さんは「10年前から毎年行っているが、準備するときが一番楽しい。
せっかくここまで足を運んでくれる観光客のためにも、
今後も続けていきたい」と話しています。
また、同保存会も松尾の丸、豫章館など由緒施設7ヵ所でひな人形を展示。
3月末までの土日、祝日限定で、指定された5ヵ所を巡る
「春の雛人形めぐりスタンプラリー」を行っています。
宮崎日日新聞 2月2日より抜粋
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