市民医療講演会「大病院で教えてくれない”本音で語るがん治療”」
(がん予防研究センター主催)は1日、宮崎市の
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートであり、参加者約110人が
がん治療に対する考え方を学びました。
健康増進クリニック(東京都)水上治院長が講演しました。がんとは免疫力の低下が
長年続くことによる生活習慣病で、死者数は年間約37万人に上ることを
説明しました。「進行がんの場合は完治が難しく、どれほど優秀な
医者でも延命治療するだけだ」と述べました。
また抗がん剤治療を選択する人は多いが、抗がん剤による死亡率は1%で、
使用の有無による延命期間の差は数ヶ月しかないことを紹介しました。
その上で、「抗がん剤を進める医者は多いが、患者の価値観、死生観、
人生観を基準に医療を選択すべきだ」と話しました。
(宮崎日日新聞 2月1日 抜粋)
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