宮崎市佐土原町の佐土原歴史資料館・商家資料館「旧坂本家」で、
明治後期から大正にかけて作られた佐土原人形のひな飾りなど
約40体の展示が行われています。
佐土原人形は京都の伏見人形の影響を受ける土人形で、
約400年の歴史を持つ同町の伝統工芸品。
多いときで30軒ほどあったという工房も、現在は2軒のみ残っています。
同展では佐土原人形の製作過程が分かる写真パネルや伏見人形、
青森県弘前市の下川原人形と千葉県南町の芝原人形も展示しています。
同館の瀧川哲哉学芸員は「それぞれ異なる表情に注目しながら、
佐土原町らしいひな祭りの雰囲気を味わってほしい」と話しています。
期間:3月15日まで 入場料:無料
時間:午前9時~午後4時半 休館日:月曜日
お問い合わせ:佐土原歴史資料館
0985-(74)-1518
宮崎日日新聞 3月2日より抜粋
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