都城市山之口町麓地区に伝わる国指定重要無形民族文化財
「山之口麓文弥節人形浄瑠璃」の定期公演に出演する
地元の麓小5、6年生21人が、今年も本番に向け練習に励んでいます。
同浄瑠璃の定期公演は年4回行われており、
3月の公演は同浄瑠璃保存会に加え同校児童も参加します。
児童たちが上演するのは近松門左衛門作の「出世景清‐大仏殿普請の段」。
平家の武将・平景清の源平合戦後の物語で、
昨年6月から月2回の練習を重ねてきました。
3月7日に人形の館で行った最後の練習では、一度全体を通して演じた後、
保存会会員から「チャンバラはもっと積極的に演じて」などと指導を受けつつ、
動き方や配置など細かいところを調整。
児童たちは本番を成功させようと、真剣な表情で取り組んでいました。
6年生の久保結賀君(12)は「人形が生き生きとしているように
見せるために動きを大きくして、見る人に感動してもらえるようにしたい」と
意気込んでいました。
3月公演は15日の午後2時から人形の館で行われます。
観賞料:一般 730円 高校生 520円
小中学生 320円
休館日:月曜日
お問い合わせ:人形の館
0986-(57)-5295
宮崎日日新聞 3月9日より抜粋
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